毒親の記憶と私の生活

毒親のことや日常の出来事や思ったことを書いていきます

毒母の望み

実家の近所の人に会うと、「実家に来ないね」と言われるけど、実家に行っているかどうかは近所の人にはわからないはずです。だって夜に行ってるかもしれないし。たぶん毒母が娘と孫が来ないと言っているんだと思います。自分のしてきたことはなかったことにして、母親に孫を会わせないひどい娘という設定なんだろうなと考えます。

 

前回電話で毒母は「孫へお年玉を渡しに行くのにあんたに断る権利があるの?」と言っていましたが、毒母の目的は孫を取り込んで私を孤立させることです。間接的にでも関わるとよからぬことをし始めるので、そう伝えて息子への接触を断りました。

 

今までも親戚から近所の人、自分の友人に私を悪者に仕立て上げて話をしてきたし、息子にも「かわいそうに、こんな親で」とたびたび言い、悪い親なんだという認識を持たせるように仕向けてきました。毒母のいやらしいところは皆の前で私にそのようなことを言うところです。皆の前で私を悪者に仕立て上げると同時に私を傷つけて、その場で孤立させるというやり方をよくします。もちろんふたりきりのときも私の幸せそうな空気を感じたり、楽しそうにしていると傷つける言葉を発します。モラハラは人の不幸を願っています。人が自分より不幸だと思うことで自分が幸せだと信じたい気持ちが極めて強い人です。モラハラにとって幸せとは勝つことです。人を引きずり下ろしてあるいは見下して勝つこと。ただし到底勝てない相手にはこのような気持ちは持ちません。

 

以前毒母を説得して大学病院の精神科を受診したことがありました。最初は拒否していましたが何度か説得すると考えを変えて受診してもいいと言い、私の付き添いで受診したのですが、その時に精神科の受付の人に先生あての手紙を渡していました。診察室に入ると最初に先生と毒母が話をし始めました。先生の机にはパソコンがあって、そこに先程毒母が渡した手紙の内容が打ち込んであり、全部は見れませんでしたが、私が暴力を振るったり怒鳴ったりして困っているということが書かれていて驚きました。先生と話す中でも孫を含めて家族全員が私に困っていると訴えていて、ここでも息子を自分の仲間に取り込んで私と敵対させようとしていました。私が「暴力振るってるのは自分でしょ」と言うと、「私はこの人が暴力振るうからやめてって肩をそっと押しただけ」と言う始末です。毒母が急に気がかわって受診すると言ったのは、先生に私が注意されて悔しい思いをさせるためと私が悪くて自分が正しいと認めてもらうことで私に勝つことが目的だったのだなと気がつきました。

 

もっと以前に私の主治医に会わせろと言ったことがあり、「会ってどうするの」と聞くと「先生と直後話せば先生はあなたは正しいと言う」と言っていました。普通家族の主治医に会って話す場合、家族の身体の心配をする人が多いと思うけど、そうではなくて自分が正しいと認められたいから主治医に会う。病院はそういうところではないわけで、自分がやろうとしていることがおかしいと思わないことに驚きます。

 

そういうこともあって毒母にとって私に勝つということは生涯のライフワークで、勝つために私を悪者にして孤立させて引きずり下ろす必要があるのだと考えます。私に勝つことは自分の肯定感を保つことに繋がるのですが、健康な肯定感の保ち方とはほど遠い病的な保ち方です。

そして勝ちたいために、自分の方が幸せだと思いたいために、私を不幸にしたいのですが、不幸になればそれで終わりではなくて、不幸になった私に自分がたまに手を差し伸べて娘思いの自分という設定で優越に浸るというシナリオなのです。毒母にとって私はかわいそうでなければならないのです。

 

今現在私は毒母と離れてモラハラ虐待の後遺症はあるものの穏やかに生活できることに幸せを感じていますが、実家を出る時に毒母に「やっぱりあんたは不幸になるのよね〜」と言われました。自分が出て行けと言ったのに?

出て行ったあとはたまに来て「生活どうしてるの?心配してるの」と言ったり、息子の誕生日や正月にお金をもって来て、自分が悪者にならないように、世間に自分は娘と孫を心配している思いやりのある人間と映るように、隙あらば孫を味方につけて私をさらに孤立させるように行動します。それと自分が優越を感じるために。

持ってきたお金を断ると揉めると思い、受け取ると「やっぱりお金がないから受け取ったわ」と毒父や親戚の人間に話して優越感に浸ります。

 

今は勝手に出て行った娘に拒否されていると言いふらしており、自分は出て行くのを止めたと言っています。実家の近所の人には親不孝で問題のある人間として避けられています。

毒母は私のことを言うことを聞かない、自分勝手な人間だと言っていて、そんな娘に「情けなくて涙がでる」そうです。このセリフを一番よく聞きました。私に罪悪感を持たせるためと肯定感を無くさせるためのセリフです。そのようなことをしていると自分が死んだ後私はきっと後悔すると信じています。「あんたは親が死んでから泣くんだ」と言われました。大した自信であきれます。

 

早く引っ越したいです。このままここに居れば毒父が亡くなる時にまた嫌なことが起こるに違いないから。その時には新しい住所は教えないことにします。もちろん住民票や戸籍も閲覧出来ないようにします。