毒親の記憶と私の生活

毒親のことや日常の出来事や思ったことを書いていきます

毒母、また来ました

また毒母が来ました。

インターホンを何回も鳴らします。

ドアの外に出て、「なんで来るの、来ないでって言ったよね。この間あなたが来たとき具合が悪くなって仕事を休んだのよ」

と伝えても全然聞いていません。

「これお金、お父さんが持っていけって言ったから」と言って封筒を郵便受けに入れました。

以前もお父さんが持っていけって言ったからと言って食べ物を持ってきたので、後で毒父に確認したら、「そんなことは言ってない」と言っていました。どちらが嘘をついているのかわかりません。

 

「私生活できてるのか心配しているの」

と言うので

「病気がひどくて寝込んで仕事も出来ない状態の人間を追い出したんでしょ、そんなことを言う権利はありません」と言ったら

「そんなことしていない」と言います。

いつも自分の都合の悪いことはなかったことにします。しかも嘘をつくことに全く罪悪感がなく、病的に嘘をつきます。

実家を追い出された時、私は病気の症状がひどくて働けずにいました。その状態の人間に出ていけというのは、生活保護をうけろとかのたれ死ねと言っているのも同然で、引っ越してからは貯金を切り崩しながら約一年生活していました。その時にはこちらの生活の心配なんてしていなかったのに、今になって何なんだろうと思います。

 

実家にいたときは私にはお金を入れさせて毒弟には一銭も入れさせませんでした。私が20代の頃、私の目の前で渡したお金を毒弟名義の通帳に挟んでいたときはショックでした。「私の通帳もあるの?」と聞くと「あんたのなんかあるわけないじゃない」と言われました。毒弟もアルバイトをしているんだから少しは入れてもらえばいいんじゃないかと言うと、貯金してるんだろうと言います。毒弟は働いたお金は全部自分のもので、保険や年金、携帯代も親払いで自分名義の貯金までしてもらって、私には「お前にいくらかかったと思ってるんだ! 育てるのにかかったお金を返せ!」と言っていました。

 

毒母はまた何か持ってきたようで、玄関前に置こうとするので「持ってこないでって言ったよね」と言っても「これ取り寄せたの」と言ったりして私の言ったことへの返事になっていません。

「持って来ないでって言ったよね、やめてよ、なんでやめてって言ってるのにそういうことするの」

何度も言ってようやく引っ込めます。

 

とにかくお金や物を受け取るとまた持って行けば受け取ると思われるので

「あなたが来ることが私の困ったことなの。お金はいりません、来ないで下さい」と言いました。

私が話している時も何やらむにゃむにゃ話していて聞いているのかいないのかわかりません。

渋々帰って行きました。

毒母が死ぬまでこんな感じのやり取りが続くのかと思うと気が滅入ります。

近所や親戚には自分のしたことは一切言わず、わがままで自分勝手で親不孝な娘を心配している健気な母という設定にしています。

 

今住んでいるところは毒実家に近いので、毒母が中々来れない場所に引っ越したいです。

家を出る時に、私は離れた場所に引っ越したかったのですが、子どもが転校するのを嫌がったため、仕方なく同じ学区内に引っ越しました。今はもう少し離れた場所に引っ越すことも出来るのですが、生活を考えると家賃を出来るだけ抑えたいと考えていて、今住んでいるところより安いところは団地しかなく、何度も応募しましたが落選続きです。

 

毒父いわく、毒母は行くところがないから私のところへ行くんだそうです。

以前は自分の姉や妹とよく会っていましたが、相手の都合で会えなくなったり、自分が年老いて遠方の姉妹に会いに行くことが中々できなくなったから私のところに行くんだと言っていました。そうなんでしょうか。それもあるかもしれませんが、それだけではない気がします。

私が社会人になって家を出ると言い出した時、毒母は普段私には無関心で毒弟にべったりなのに、パニックを起こして喚き散らしました。そしておきまりの親不孝者呼ばわりです。一人暮らしを始めると週末に毒母から電話がかかってきていました。いつの間にか合鍵を作っていて、私の留守中でも部屋へ入れるようにしていました。

そういう過去のことも考えると、私を心配しているのではなくて、自分の所有物が手元になくなるのが嫌だと思っている気がします。しかも物が意思を持って行動したことは、自分が支配しきれていないということで、なんとかまた支配下に置きたいと思っているのではと感じます。

やっていることが完全にDV人間と同じです。

離れると支配下に引き戻すために親切にするけれど、支配下に入ればまた暴力や暴言を吐くというサイクルなんでしょう。しかもモラハラなので周囲への立ち廻りはうまくて私を上手に孤立させておいていじめを楽しみます。

 

そういえばある精神科医の書いた本に、親は年をとると、いじめてきた子どもを頼りにするとありましたが、そうなのかもしれないなと思ったりします。

以前毒父の体調が悪化した時も「お父さんの具合が悪いから戻って来て」と言われましたが、出ていけといったり戻って来いといったり、自分勝手もいい加減にしてほしいと思ったものです。溺愛してきた毒弟を頼ればいいのに。私は毒親の最後は看取らないつもりです。というか実際毒家族と顔を合わせることは身体的にも精神的にも無理です。

 

そんなことでまたしばらく精神不安定になりそうです。